カメラノモノ

ヌルッとした画が撮れそうな三脚「SIRUI / T-005KX+C10X」を使う

2015/12/27

先日、台湾でSIRUIの三脚を購入してきました。

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帰国時には、三脚購入後すぐに楽天で購入したビデオ用雲台も届いていました。ビデオ用雲台と言うのは初体験だったので夜中の帰宅にもかかわらず早速開梱。

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そう、購入したのは「Velbon / FHD-43M」です。

検討段階では、Befreeとした場合のビデオ用雲台には同じManfrottoの700RC2と考えており、SIRUIでも同じ700RC2でも良かったのですが、一眼レフでビデオ撮影する予定はありませんしビデオも小型軽量を売りにしているハンディカムなのでそこまでのスペックは必要ないと判断し、雲台も小型軽量のFHD-43M(耐荷重:1.5kg)にしました。
FHD-53D(耐荷重:2.5kg)というワンサイズ大きい雲台もありましたが、サイズアップに加えて重量も200gアップだったので折角軽い三脚に合わせるのだからとパス。

 

結局、雲台が3,580円だったので三脚含めて13,055円で一式揃ったことになりますね。当初の予算から考えると半分程度に抑えられたことになりますが、スペックを削った感はほとんどないのでかなり良い買い物をしたと自己満足に浸っております!

 

 

早速、使ってみる

海外製三脚は一般的に取付ネジは3/8インチなので、これも同様に3/8インチ(太ネジ)が採用されています。それに対してVelbon(国産)の雲台の三脚取付側ネジ穴は1/4インチ(細ネジ)に対応しているものが一般的。従ってこのままではSIRUI三脚にはVelbon雲台が取り付けられないことになります。

そこで登場するのが変換アダプターです。

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こちらの雌ネジ側を3/8インチネジの三脚に取り付けることにより、このアダプタの雄ネジ側が1/4インチの雲台を取り付けることができるようになります。こういったアダプタはあまり選択肢がありませんが、逆の(1/4インチ三脚に3/8インチ雲台を取り付ける)場合の選択肢はそれなりに豊富です。

だがしかし!
SIRUIの三脚では雲台取付ネジを3/8インチと1/4インチを変換する機構が元々備わっているんです。基本的に三脚側は3/8インチですが、取付け部を緩めてネジを上下入れ替えることで1/4インチに変換することが可能となっています。

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これのおかげで標準3/8インチ三脚に1/4インチ雲台が取り付けられました。
(最初は知らなかったので雲台を取り付ける際に冷や汗が出ましたが^^;)

 

 

ヌルッとした画はどうした?

この雲台のワンタッチのクイックシューはかなり便利ですね。SIRUI C10Xのネジ式に比べるとはるかに脱着が楽でそれでいてガッチリ固定されています。全体的にプラスチッキーで高級感はありませんが、実際のところ高級じゃないので仕方ありません(笑

右側のダイヤルを回すことでチルト・パンの固さが調整でき、締め込めば固定される仕組みとなっています。滑らかに動くようにすると小さいハンディカムでも自重でチルト側が動いてしまうのは少し残念ですが、ダイヤルも調整しながら撮影すれば何とかなるかとは思います。

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ダイヤルの締め込み具合がシビア、というよりそれなりに締め込まないと使えないので調整幅が狭いんですが、カメラ用三脚と比較すれば圧倒的にブレの少ない映像が撮れるのでやはりビデオ用雲台の効果は絶大と言えます。実売4,000円前後なら買って損はないと思います🎵

ズームしたい時に本体のズームボタンを押すとその力でブレてしまうので、リモコンが付属品にあればそちらを使用した方がよりブレの少ない映像が撮れますよ。

 

 

静止画サンプル。※雲台はSIRUI C10Xです。
数秒程度のシャッタースピードなら当然ながら問題ありませんね。

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動画のサンプル。
特に目的もない撮影ですがスムーズな動きを見てもらえれば雲台の効果はわかってもらえるかと思います。若干ぎこちない動きなのはビデオ雲台を初めて使うったからで慣れればもっと上手に撮れるかと^^;

改めてまともな撮影をしてアップする予定です。

 

 

ヌルッとした画を撮れる三脚を探すことを第一に考えて進めてきましたが、ほどほどの三脚でビデオ用雲台であれば普通にイイ感じの画は撮れると思いますよ♪
とは言え三脚はガッチリしていた方が良いのは間違いありません。

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