キャンプに家に使えるクッカーセットについて考える

キャンプでクッカーとして使えるのはダッチオーブンセット(コンボダッチデュオ)しか持っていないので、今は家庭用の鍋を使っています。性能的には家庭用で十分過ぎるんですが、持ち運びを考慮した設計ではないため取手が取れないなど、キャンプでは扱いにくい部分があります。

そこでキャンプ用に使えるクッカーセットを物色してみたいと思います。

 

 

クッカーセットいろいろ

候補とその概略スペックをずらっと並べてみました。
一覧表には載っていませんが、各社の特徴があるのでこれだけで判断はできませんね。

※文字サイズが小さく見辛くなっており申し訳ありません。

UNIFLAME
fan5 DX
(1)大鍋:φ230×145
(2)片手鍋:φ170×90
(3)ライスC:φ210×115
(4)Mバスケット:φ210×110
(5)フライパン:φ225×50
(1)ステンレス
(2)ステンレス
(3)アルミ+フッ素加工
(4)ステンレス
(5)アルミ+フッ素加工
3.0kg 1.5万円
UNIFLAME
fan5 duo
(1)大鍋:φ215×125
(2)片手鍋:φ175×77
(3)ライスC:φ165×93
(4)Mバスケット:φ200×110
(5)フライパン:φ210×52
(1)ステンレス
(2)ステンレス
(3)アルミ+フッ素加工
(4)ステンレス
(5)アルミ+フッ素加工
2.4kg 1.2万円
snowpeak
フィールドクッカー PRO.1
(1)230Bポット:φ230×160
(2)200Bポット:φ200×138
(3)180Bポット:φ180×118
(4)Mバスケット:φ215×110
(5)フライパン:φ240×55
(1)ステンレス
(2)ステンレス
(3)ステンレス
(4)ステンレス
(5)黒皮鉄板
3.3kg 1.6万円
snowpeak
フィールドクッカー PRO.3
(1)200Bポット:φ200×138
(2)180Bポット:φ180×118
(3)Mバスケット:φ190×90
(4)フライパン:φ210×50
(1)ステンレス
(2)ステンレス
(3)ステンレス
(4)黒皮鉄板
2.2kg 1.2万円
mont-bell
アルパインクッカー 18+20パンセット
(1)Aクッカー20:φ200×135
(2)Aクッカー18:φ180×118
(3)Aフライパン20:φ205×54
アルミ+アルマイト
1.1kg 0.6万円
mont-bell
アルパインクッカー 16+18パンセット
(1)Aクッカー18:φ180×118
(2)Aクッカー16:φ160×90
(3)Aフライパン18:φ185×44
アルミ+アルマイト 0.8kg 0.5万円
イワタニプリムス
ライテックスーパーセット
(1)2.1L鍋:φ180×95
(2)1.7L鍋:φ170×75
(3)フライパン:φ200×50?
アルミ+アルマイト
+ノンスティック加工
0.9kg 0.9万円
MSR
QUICK2 POT SET +
QUICKスキレット
(1)大鍋:φ174×105
(2)小鍋:φ149×87
(3)フライパン:φ182×48
(1)アルミ+アルマイト
(2)アルミ+ノンスティック加工
(3)アルミ+ノンスティック加工
0.4kg
0.2kg
1.2万円
0.5万円

 

 

UNIFLAME / fan5 DX (duo)

uniflame_fan5

クッカーで圧倒的な人気を誇るユニフレームのfan5 DX(fan5 duo)。その理由はライスクッカーという小型の鍋で、名前の通り炊飯のための鍋です。確かにこれで炊いたご飯は安定して美味しいですね。このライスクッカーとフライパンはアルミ素材で内側にフッ素樹脂コーティングされて焦げ付きにくくなっているのもポイントが高いです。

DXは4〜5人、duoは2〜3人分の調理に適しているようです。

 

snowpeak / フィールドクッカー PRO.1 (PRO.3)

snowpeak_fieldcooker

1988年から28年間、ほぼそのままでロングセールスを続けているスノーピークの名品クッカー。ステンレスを使用しているので長く愛用できること間違いなさそうです。フライパンは黒皮鉄という玄人好みの製品ですが、焦げ付き防止処理はなされていないので、扱いも少々玄人向けかと思われます。焦げ付き防止処理をしていないのは、長年使用して処理が劣化(=製品性能が劣化)することを避けるという理由もあるのかもしれません。

あと、ユニフレームも同様ですがメッシュバスケットがあると野菜を洗ったりした後にたまに大活躍するんですよね。サイズ的にもPRO.1は4〜5人、PRO.3は2〜3人分といったところでしょうか。

 

mont−bell / アルパインクッカー 18+20 (16+18)パンセット

mont-bell_alpinecooker

上の2製品とは方向性が若干異なり、荷物の大きさや重さの制限があるようなミニマムキャンプに向いている製品です。ハードアナダイズドのグレーにグリップのイエローがアクセントになっており見た目は候補No.1です。全てに取手が付いているので付け替える必要もありませんし、収納時も作業が楽そうです。ただ、取手のコーティングが長年使用したり火の加減によって溶けるのでは?という懸念があります。

ちなみに、「ハードアナダイズド」という男心をくすぐるネーミングの表面処理ですが、硬質アルマイトという至極一般的なアルミの表面処理なのでメーカー毎の性能上の差はほとんどありません。

 

イワタニプリムス / ライテックスーパーセット

iwataniprimus_litechsuperset

こちらは、基本的にモンベル製クッカーと同じ素材・表面処理の製品ですが、内側にノンスティック加工という焦げ付き防止の処理が施されています。

取手はアルミ製なので付けたままの調理でも心配はありませんが、都度付け替える必要はあるので並行作業を行う際はちょっと面倒かもしれません。

 

MSR / QUICK2 POT SET & スキレット

msr_quick2potset&skillet

本当は「BLACKLITEグルメクックセット」が欲しいんですが、すでに数年前に廃盤となっており現在リリースされている製品で同様の組み合わせになるよう選んでみました。

小鍋とフライパンには、ノンスティック・デュラライトと呼ばれるMSR独自の3層コーティングで、焦げ付き防止効果が長持ちするそうです。取手の接合部や蓋の持ち手部分が美しく調理器具としてだけでなく見ても楽しめそうです(笑

 

 

クッカーの材質について

クッカーには大きく分けて、3種類の素材が使用されています。

  • アルミ
  • ステンレス
  • チタン

 

これら素材にはそれぞれ一長一短があります。分かりやすいところだと重量ですね。

(軽)チタン < アルミ << ステンレス(重)

持ち運びに便利だからチタンで良いかと言えば、単純にそうではありません。それぞれの長所と短所を比較し、用途にあった材質を選択する必要があるかと思います。

材質のメリット・デメリットを簡単にまとめてみました。分かりやすく表現するため一部事実と少し異なる部分もありますが、キャンプ道具としての材質の選び方としては概ね間違っていないかと思いますので参考にしてみてください。

材質 重さ 強度 熱伝導 値段
アルミ ×
ステンレス ×
チタン × ×

 

  • アルミ

熱伝導率が高いためどんな調理にも向いている。
素材は比較的安く、加工性も高いため製品価格も抑えられる。
柔らかいため外力に弱く変形しやすい。アルマイトなどの表面処理が必要。

  • ステンレス

熱伝導率が低いため”焼き”などの調理は難しい。
硬いが加工性は悪くなく、素材が安いので製品は安価だが、重い。
サビに強く、化学反応もしにくいため食品に触れる場所に適している。

  • チタン

熱伝導率が非常に低いため、調理が難しい。
素材そのものが高く・加工性が悪いため製品価格も上がる。
非常に軽く丈夫なため登山などの装備に向いている。

 

 


 

最近は、ダッチオーブンやスキレットなど、鉄製の調理器具に注目が集まっていますね。鉄ならではの均等な熱伝導により美味しく調理できるからだそうですが、長年使い込まれて黒光りした鉄のフライパンなどを見るとそれだけで美味しい料理ができる気がしますよね。

キャンプに家に使えるという考え方でしたが、あくまでキャンプのメイン調理器具はダッチオーブンとして、サブ的な役割のキャンプ用クッカーを吟味してみることにします。

 

 

後日、購入しました。

キャンプに家に使える軽量クッカー「PRIMUS / LiTech Super Set」を買う

2016.03.11