愛用していたMERRELLのゴアテックスシューズを紛失?して以来、雨が降ればビショビショに靴を濡らす日々が続いています。というほど雨が降っていないので困っていないのが実情ですが。
近々雨の多い地域への出張が控えていることもあり、替わりとなるシューズを探していました。
ホグロフスが最有力でしたが、そこにガエルネのスニーカーがダークホース的存在として現れ、ほぼこの2つで悩みました。ホグロフスは「山 & 街」、ガエルネは「バイク & 街」と方向性の異なる2足なのでさらに悩むことに。
値段から考えるとMERRELLやKEENなどがベストではあったんですが・・・
◯◯に街に使える防水シューズは
今回購入したのは「HAGLOFS / ROCKER LEATHER GT MEN」です。

やはりアシックス党の私には、アシックスが共同開発した点が決め手になりました。
事前に写真で見ていた時は山用とは思えないほどスタイリッシュというか華奢な印象でしたが、実物は山用に使えるだけのしっかりとしたソールやつま先部分の作りになっています。
このシューズの特徴は、つま先まで伸びるシューレースです。これにより足全体を好みに合わせてフィットさせられるというメリットがあります。
デメリットは・・・縫合痕のような見た目でしょうか。あと、かなりスリムなので幅広・甲高の足には合わないかもしれません。アシックス共同開発なら大丈夫かと安易に考えていましたが、私には少し窮屈です。ただ、今までも私に合うシューズを探すのではなく、シューズを私に合わせてきたつもりなのでもう少し履き込んでいきたいと思います。

軽量ソールのSolyteロゴが眩しいですね。かかとの赤色部分がAHAR+です。
超重要なインソール
値段にかかわらず、靴は買ったらそのまま履くことがほとんどかと思います。靴の性能に全てを委ねるのも良いのですが、もう少し踏み込んでみます。
靴は全てのユーザーに対して共通に作られています。ですが、足の形は千差万別です。ということは靴と足の接続部となるインソールは人それぞれの形に合わせてやることが重要と言えるでしょう。
ということで、早速オーダーメイドインソールを作ってくれるショップへ。
今回お世話になったのはGRATO(グラート)というショップです。
こちらは義肢製作に関わって100年以上の歴史を持つ橋本義肢製作という会社が母体で、義肢製作で得た技術や知識をより一般ユーザーに役立てたいという思いから設立されたそうです。
カスタムインソールというと、カスタムバランス・シダス・スーパーフィートというメーカーが有名のようです。これらは有名スポーツショップ等で取り扱いがあり、しかも15分程度でできるためオーダーメイドと言ってもかなりハードルは低く、いつか試してみたいとは思っています。
最初にカウンセリングを受け、足の状態を診てもらいました。
その後、歩行時の足の状態をFoot Scanという機器を使用してチェックしてもらいました。これで荷重の掛かり方や重心の移動が視覚的にわかります。

Foot Scanの診断結果は「O脚」とのこと。ひどいO脚なので見た目ですぐ分かるほどですが、歩行時の重心移動を見てもやはりその傾向はかなり強く出ているようです。
これを改善するのがインソールというわけです。
世界でひとつのインソール完成
カウンセリングと歩行分析を行った後、トリッシャムという専用フォームを用いて足型採りを行います。
その型を基にインソールを成形していくわけですが、その過程は秘密です。というより詳細はよくわかりません(笑
成形して終わりというわけではありません。
この段階ではインソールはあくまで足型から成形したもので、本物の足には完全には合っていません。そこで、このインソールを実際に使用して形状の微調整を行ってもらいました。
微調整したソールにカバーを付けてオーダーメイドインソールの完成です。

土踏まずから湧泉というツボ付近がこんもりと盛り上がっています。この部分を持ち上げることにより足にとって非常に重要なアーチ形状(足底弓蓋)の保持をサポートしています。

今まで無かった盛り上がりなので、履き始めてしばらくは違和感があるかと思います。それを少しずつ慣らしていくんですが、そもそもソール自体の厚みが増していることもあり、かなり足を圧迫される感覚の方が気になります。
緩めに履けばそれも緩和されますが、靴の中で足がユルユルの状態だと正しい足の形にならないのでそもそもインソールで矯正する意味がなくなってしまいます。靴が足に馴染んで緩くなく、それでいて圧迫感のない状態になるまでは我慢でしょうか。
※足が痛い場合は、我慢せずショップに相談すべきと思います。
ちなみに、私の愛用しているニューバランスのM996とインソール形状が全く同じだったので、インソールは共有することにしました。2個目以降はイニシャル費が不要とは言え、それなりのお値段なので共有できるのは助かります。

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