アウトドアモノ

耐風性の高いソフトシェル「Teton Bros. / Alpine Lite Jacket」を買う

2017/01/26

私が冬に愛用している部屋着はフリースですが、UQのもので数年前に2000円くらいで購入したもので、毛はヘタっている上に毛玉だらけ。ちょっと出かけるにも着ていくのは恥ずかしいほどです。

これ以外にフリースを持っていないので、新しく外でも着られるフリースを買おう!といつものショップへ行くことにしました。

 

 

フリースジャケットを諦める

アウターとしても使えるフリースジャケットが欲しかったんですが、ミドルレイヤーとしてのフリースばかりで惹かれるものがなかったので早々とフリースは諦めました(笑

ちなみにこんな↓の

  • ノースフェイス / スーパーバーサロフトジャケット


引用:THE NORTH FACE

 

  • ノースフェイス / マウンテンバーサベントジャケット


引用:THE NORTH FACE

 

  • マウンテンハードウェア / モンキーマングリッドIIジャケット


引用:MOUNTAIN HARD WEAR

伸縮性のあるフリース素材で身体にぴったりフィットするので暖かいしこれはこれで良いんですけど、スウェットの上から着るとゴワゴワになっちゃうんですよね。
何で下にスウェット着てるんだ!ということですが、部屋着として寒い時に羽織るといった使い方もしたかったので仕方ないんです。

 

 

ソフトシェルに決定

アウターはダウンジャケットとレインウェアしか持っていないので、フリースジャケットを諦めた今、ハード or ソフトシェルが次なるターゲットとなりました。

とは言え、瀬戸内という比較的温暖な地域でハードシェルを普段使いするのはどうかと思いますので、ソフトシェル一択です。
以前より気になっていたメーカー「Teton Bros.(ティートンブロス)」から2016−2017秋冬モデルのソフトシェルを発見!!ショップはセール中でしたがさすがに新製品はセール除外。残念〜

 

そして買ったのはこれ

  • ティートンブロス / アルパインライトジャケット


引用:Teton Bros.

色はブラックが欲しかったんですが、ラインナップはDeep GreenとYellowの2色のみなのでよりブラックに近いDeep Greenにしました。

 

 

Alpine Lite Jacket

Teton Bros.(ティートンブロス)は、鈴木紀行氏が2007年に創業したアウトドアブランドです。バックカントリーでも使える機能を追求し、フィールドで活躍するアスリートやガイドからのフィードバックを取り入れて製品の完成度を高めるといった本物のアウトドアウェアを開発するメーカーです。
シンプルに機能を追求することにより生み出されるウェアは正に機能美と呼ぶにふさわしいものとなっています。

ティートンブロスのウェアを初めて見たのは、やはりこのブランドが一躍トップレベルの地位を確立させるきっかけとなった「Tsurugi Jacket」でした。
恥ずかしながらずぶの素人な私は、一目見て「うーん、これは無いな・・・」と思ってしまいました。首元から脇腹あたりまで斜めに配置されたジッパーはあまりに斬新で、奇をてらったものと勝手に勘違いしてしまっていたのです。
また、プルオーバータイプなので着脱の面倒さを先に考えてしまいましたが、実はそれら全てが本物(の自然)を知る人たちの経験値の賜物だったとは思いもよりませんでした。

 

前置きが少々長くなりましたが、このティートンブロスが2016秋冬モデルとしてリリースするソフトシェルが、このアルパインライトジャケットです。
こちらは98%の風をブロックするPolartecの「Power Shield Pro」という素材を採用しています。表面は撥水処理はしてあるものの止水処理はされておらず、防水タイプではありません。
ちなみに、ツルギジャケットに使用されている「Neo Shell」は防水透湿性の素材です。

余談ですが、防水透湿性素材というと一番にGORE-TEXが出てきますが、Neo Shellはそれにガチンコする存在となっています。
それぞれ一長一短があるようですが、Neo Shellは

  • 素材(生地)が軽くしなやか
  • 高い透湿性

といったことが優位点と言えます。もちろん、劣る部分もありますのでそれら素材を採用したウェアを選ぶ際には用途にあった素材を吟味する必要がありますが。

 

 

という、前置き・脱線を繰り返して本題のアルパインライトジャケットについてです。

ソフトシェルなのでストレッチ性や通気性に優れているのはもちろんですが、Power Shield Proの謳い文句である「98%の風をブロック」という防風性に偽りはなく、結構な風が吹く環境でもこのジャケットで防いでくれます。
バイク(スクーター)の速度域であれば風が内部に入ってくるといった感覚は全くありませんでした。とは言え、生地自体が冷えるのでベース・ミドルレイヤーでしっかりと保温しておくことには変わりないです。

サイズは、175cm・70kgでMがジャストです。ジャストと言ってもミドルを2枚(下記3,4)着ていてもゴワつきはないのですごく扱いやすいサイズだと思います。

 

前置きの方が長くて本題が短いという何とも尻すぼみな状態ですが、間違いなくオススメなソフトシェルですよ!

 

 

レイヤリング

ちなみに、私のレイヤリングはこんな感じです。

  1. ベース:mont-bell / ジオラインM.W.
  2. ベース:THE NORTH FACE / ロングスリーブホットクルー
  3. ミドル:Black Diamond / タンジェントジャケット
  4. ミドル:NANGA×ニッチ / ダウンカーディガン
  5. アウター:Teton Bros. / アルパインライトジャケット
  6. レイン:mont-bell / ストームクルーザージャケット

※1,2はどちらか、3,4はどちらか若しくは重ね着です

レイヤー2

THE NORTH FACE / ロングスリーブホットクルー

ジオラインM.W.より若干厚手だと思いますが、多分ジオラインEXP.よりは薄いんじゃないかと思います。M.Wとの使い分けを考えていたのでエクスペディションホットクルーにした方が良かったかもしれません。(ジオラインEXP.が在庫切れでM.W.より暖かいとの助言だったんですが、大きな差は感じないですね。)

実はもう一枚、10年以上前に購入したジオラインM.W.を持っています。なぜかこの古いジオラインが一番暖かく、着た瞬間に暖かいと実感できるほどです。肌への感触も違うのでジオラインと言っても異なる素材なのかもしれませんね・・・

 

レイヤー2+3

Black Diamond / タンジェントジャケット

Polartec「Wind Pro」という防風性の高いフリースジャケットです。ハーネスと干渉しない位置にポケットが備えられている本格派クライミングジャケットです。このポケット、暑い時には開放すればベンチレーションの役割も果たせるので夏を除いた3シーズンでヘビーローテーションしている一着です。

 

レイヤー2+3+4

NANGA×ニッチ / ダウンカーディガン

滋賀県にあるダウンメーカーのインナーダウンです。NANGAは国内で洗浄・精製したダウンのみを使用している上、製品の永久保証を行っており、こちらのようなコラボ製品でもそれは変わりません。
760FPのダウンを50gを使用したダウンカーディガンで、生地は20dナイロンを使用しているのでインナーに着てもアウターが着膨れしにくくなっています。スタッフサックが付属してないのは残念ですが、これにぴったり収納可能ですよ。

 

レイヤー2+3+4+5

ティートンブロス / アルパインライトジャケット

 

 

まとめ

登山といっても涼しい季節の軽登山程度ですし、ウィンタースポーツもほぼしませんので普段着として着ることがほとんどです。
なので、ハードシェルが欲しいなと思っても使うところが無いので今のところはこれで十分ですね。

 

上にも書きましたが、バイクに乗ってて受ける強い風でもシャットアウトするこの「Power Shield Pro」、本当に気に入りました!

Polartec製品にはまってしまいそうです・・・笑

 

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