カメラ素人がドライボックスから防湿庫に乗り換える。後悔先に立たず・・・

コストパフォーマンス抜群の防湿庫で有名なIDEX社のD-Strage DS-31Cを購入しました。

 

防湿庫と言えば、東洋リビングやトーリ・ハン、ハクバといったところが有名です。

それら製品に比べると半分ほどの価格なので、品質はそれ相応と想像していましたが、Amazonなどのレビューを見る限りそれほど悪い感じはなく、悪いどころか期待が高まるような印象を受けました。
レビューを鵜呑みにするつもりはないものの価格自体が冒険というほどのものではなかったので、物は試しにと購入に踏み切った次第です。

 

 

なぜ防湿庫?

カメラど素人とは言え、カメラなどの機材にとって湿気が大敵なのは知っていました。

特にレンズにカビが生えるとガラクタ同然・・・修理できてもものによってはウン万円という修理代がかかるそうです。 私は入門者向け?本体に安いレンズ1~2本でお遊び程度の撮影しかしていないこともあって、ずっとドライボックスを使用してきました。

そんな私が先日、ついオリンパスのフラッグシップ機に手を出してしまうという暴挙に出てしまい、さすがにこいつをドライボックスで保管するのはマズいんじゃないかと思い始めました。

 

カメラと湿度

一般的に、カメラに最適な湿度は40%前後と言われています。

ドライボックスの場合、乾燥材(こんなやつ)を入れて湿度を40%に保ちます。


引用:ハクバ

 

しかし、実はドライボックスの蓋を閉めてから40%に安定するまで周囲の環境によっては数日かかることもあるそうです。湿度が下がるまでの数日間でカビが繁殖するとは思えませんが、「じゃあ安心だ( ´ ▽ ` )」と単純に納得はできませんよね。

また、ドライボックスはただの箱なので湿度の管理はできません。
乾燥剤の除湿性能に委ねられており、上で挙げたようなものはカメラ用として40%をキープするという謳い文句ではありますが、基本的には湿度計で湿度を見ながら乾燥剤を増やしたり減らしたりする必要があります。(ドライボックスでそこまで管理する人はいない気がしますが)

その点、防湿庫であれば電子制御で湿度を自動管理してくれるため、私のような面倒くさがりにはもはや防湿庫以外の選択肢はないと言ってもよいくらい。

 

 

「防湿庫」とひとくくりに呼ばれていますが、メーカーによって除湿方法に違いがあります。
(この辺の説明も掲載しようかとも思いましたが、Googleで調べれば詳細に説明された先人の方々のサイトがいくつもありますのでやめました。)

大きく分けると、「ペルチェ素子」か「乾燥剤(加熱再生式)」を使用したものの2種類です。

細かいことはわかりませんが、どちらも一長一短あるようです。それらを比較して自分たちに優位なことばかり羅列しているメーカーサイトもありましたが、私もメーカー技術者の端くれ、こんな比較資料がさほど参考にならないことは百も承知です(笑

 

私が重視したのは湿度を下げるのに要する時間のみです。

湿度をより早く下げられるのはペルチェ素子を使用した防湿庫です。
D-strageは全てのラインナップがもペルチェ素子を使用しているので価格も含めて私にとってベストチョイスと言えるでしょう。

 

まだまだある格安防湿庫


引用:セレクトショップ in NEUTRAL 楽天市場店

価格だけで言えば、Re:CLEANのRC-30Lの方が更に5000円程安いです。さらに21L(RC-21L)であれば9000円を切りますし、50L(RC-50L)でもなんと14800円!
(多分、防湿庫で最安値のメーカーです。)

こちらの製品に付いている5年保証を受けるためには元箱や緩衝材も保管しておく必要があるとのこと、ちょっと面倒ですね。
あと、電池式の湿度計、庫内照明無しといった徹底したコストダウンが図られており、それは十分メリットがあることだと思いますが、私にとっては機能削減と価格との釣り合いが割に合わなかったので購入には至りませんでした。

 

 

防湿庫到着

値段から想像した以上に丁寧な梱包で驚きました。
段ボールや梱包にもしっかりとお金をかけているようでメーカーの姿勢が見えますね。

細部に関しても特に「あ~ここでしっかり手を抜いたな・・・」という部分はなく、全体的に好印象です。

 

早速通電してみた

今は真冬、部屋の湿度は50%ほどなので設定してから40%まで落ちるのに1時間もかかりませんでした。 暖房が効いている部屋だったこともあるのかもしれませんが、室温が10度程度だと42~3%と湿度が落ち切らないこともあるようです。

ジメジメ時期になって初めて防湿庫の効果が目に見えて表れると思いますので、その時はまた改めて書いてみたいと思います。

 

早速収納してみた

内容量30LのDS-31Cは中間に棚1枚ある2段タイプです。


引用:D-strage

 

中段にはレンズを横置きするのにぴったりな溝のあるスポンジが敷いてあり、単焦点なら前後に2〜3本、望遠なら1本が置けるかと思います。
下段にはフラットなスポンジが敷いてあり、望遠レンズ付きカメラが2台、互い違いの向きで収納できます。(ボディのみなら4台くらいでしょうか)

 

内容量50LのDS-51Cになると棚が2枚の3段式なので、機材がより効率的に収納できそうですね。


引用:D-strage

 

少し下げてみた

これだけだと、少し褒め過ぎな気もしますので残念な点を強いて挙げてみます。

  • 液晶の視野角(上下方向)が狭い
  • 扉パッキンの角部のつなぎ目処理が雑

使い始めて間もない上、真夏を乗り超えていないのでまだこのくらいしかありません。

 

液晶の視野角(上下方向)が狭い

液晶と同じ目線高さであれば左右方向にズレても何の問題もありませんが、床に置いた防湿庫の液晶を立った状態で見る場合など、上下方向にズレると液晶の表示はほとんど見えなくなります。


※写真はイメージです。

我が家では床置きなので見えづらいものの、出し入れする際には目線は液晶高さに近づくので特に困ることはありませんが。

 

扉パッキンの角部のつなぎ目処理が雑

扉と本体を密閉させるためのゴムパッキンですが、4本のパッキンを接合して四角形を形成させているんでしょう。その接合部の処理が少々雑です。

密閉させられさえすればパッキンの役目は果たせているので、少し様子見は必要ですが問題というようなものではなさそうです。

 

 

購入して気づくこと

カメラ素人の私は、先日購入したカメラ以外に大した機材は持っていません。
しかも、既存機材は追々処分していく予定でしたし、レンズを買い揃えていくといったことも予定していませんでしたので、最小の30Lを選択しました。

予定していないんじゃなく、金銭的に予定できないだけなんですが・・・( ; ; )

 

今までの機材

カメラ SONY α55
レンズ SONY SAL1680Z
レンズ SONY SAL50M28
レンズ SONY SAL1855
カメラ SONY DSC-HX50V
ビデオカメラ SONY HDR-CX12
双眼鏡 Nikon スポーツスターEX 8x25D CF
リニアPCMレコーダー TASCAM DR-05

 

増えた機材

カメラ OLYMUAS OM-D E-M1 MarkII
レンズ OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO

 

さて、これらの中から下記機材を防湿庫に入れると庫内をどのくらい占有するのでしょうか・・・

  • α55+SAL1680Z
  • SAL50M28
  • SAL1855
  • スポーツスターEX 8x25D CF
  • フィルター類

 

まだ機材の半分ほどが残っているにもかかわらず防湿庫の半分以上が埋まってしまいました。

 

そもそも、上表の機材全てが内容量30Lの防湿庫に全て収まるわけありませんよね。
少なくともα55関連は処分するつもりでした。でも、いざ防湿庫が来ると今まで家族の笑顔を残してくれていた機材たちに苦労を労ってやりたい気持ちと、手放す寂しさが押し寄せてきて処分できずにいます(笑

とは言え、ぎゅうぎゅう詰めの防湿庫もみっともないので、純正レンズなどは早々に処分し、使用頻度から考えてビデオカメラ(HDR-CX12)とリニアPMCレコーダー(DR-05)はドライボックスで我慢してもらう予定です。

 

防湿庫の内容量は?に対してどんなサイトを見ても、自分の機材が収まるであろう1~2サイズ上を買っておけ!と書いてあります。
一般的にはそうだとしても私には当てはまらない!とスルーしていた当時の自分を責めてやりたい・・・

 

 

まとめ

防湿庫に関して私も一言言わせてもらうなら

 

四の五の言わずに、必要量の1サイズ上を買うべし!

 

機材リストを作っておくと尚良しですね。
不思議と今まで机に投げていた機器でも防湿庫に入れたくなるもんです(笑

 

ちなみに、内容量30Lの防湿庫を選択される際は下記程度の機材量が限界だと思いますよ。これ以上持っている(増える)なら50L以上をオススメします。

一眼レフカメラ 1台
レンズ 2〜3本
コンパクトカメラ 1台
ビデオカメラ 1台