アウトドアモノ

安易にウォータープルーフを謳ったシューズを買うべきではない

2018/05/27

私はColumbia(コロンビア)が好きです。

元々、コロンビアに対する愛がさほどあったわけではありませんが、気付いたら身の回りにコロンビア製品が結構あることに気づきました。

 

だからこそ、今回は言いたい。

 

 

透湿性の無い防水シューズは買うべきでは無い!

大好きなコロンビアだからこそ、私のような早とちりによりメーカーそのものを否定してしまうような人を生み出さないためにも、もっと踏み込んで言いたい。

 

"ホーソレインウォータープルーフ"を常用として買うべきではない!

 

"ホーソレインウォータープルーフ"は、コロンビアのレインシューズに位置付けられたシューズです。

結論は既に書いていますが、なぜ常用として買うべきでは無いかというと

 

透湿性が無いから。

 

この一点に限ります。

 

シューズにしてもウェアにしても、防水性能がいくら高くても透湿性能が無ければそれはほとんど意味がありません。
防水により雨や雪などの水分は外部から侵入しませんが、透湿ができないと汗が外に逃げないため、結局内側は水分が溜まって濡れてしまいます。

ただし、誤解を招かないよう伝えておくと、騙されたとか誇大広告だとかという類のものではなく、私が勝手に独自の防水透湿素材を採用しているのだろうと早とちりをしてしまっただけで、メーカー側の落ち度はありません。

 

タウンユースに最適なスタイリッシュなデザインのレインスニーカー

これがこのシューズのキャッチコピーです。

また、ウォータープルーフの機能説明でも

ウォータープルーフのファブリックを使用すると共に、主要結合部分の縫い目にシームシール加工を施しています。ウェットコンディションにおいても優れた防水性能を発揮します

引用:コロンビアスポーツウェア

このような記載のみで透湿性に関しては触れられていません。
ということで、ゴアテックスなどが持つ優れた透湿性は元々無いことが推測できます。

にもかかわらず私の早とちりにより、ムンムン・ムレムレの不快感に悩まされてしまう羽目になってしまいました。

もちろん防水性はしっかりしているので、雨の日の使用に割り切れば良い製品だと思いますよ。

 

 

デザインは私にはどストライク!

  • ミドルカットでもファスナー付きで脱ぎ履きしやすい
  • コーデュラ素材で擦れや破れに強い
  • 非常に軽量で長時間歩いても疲れにくい

唯一、ムレムレを我慢すれば良いだけです(笑

ちなみにこれの非防水タイプが出たら即買います!

 

 

OMNI-TECHのシューズを買ってみた

ホーソーレインウォータープルーフの失敗は、メーカーではなく私の落ち度。

なので、同じコロンビアのシューズに買い換えてみることにしました。
コロンビアの防水シューズには

  • ウォータープルーフ
  • OMNI-TECH(オムニテック)
  • OUTDRY(アウトドライ)

の3種類あります。

ウォータープルーフは前述の通り、見た目と履き心地の良い"ゴム長靴"。

オムニテックはコロンビア独自の防水透湿素材。

アウトドライはイタリアのアウトドライテクノロジー社の防水透湿素材。

 

ワイルドPDXネオ オムニテック

今回、新たに購入したのはこれ。
コロンビア独自素材のオムニテックを採用したシューズです。

特徴としては下記が挙げられます。

  • 防水透湿性のあるオムニテック
  • 高いグリップ力を誇るビブラムソール

 

本当は、アウトドライを採用したもの(ATS トレイル LF92 アウトドライ)を狙っていたんですが、実際に履いてみるとちょっとイメージと違ったのと、ワイルドPDXネオのビブラムソールに惹かれたのでやめました。

濡れたタイルなどでも滑りにくいソールとのこと、雨の日が楽しみです。

 

 

晴れた日に履き比べましたが、その差は一目瞭然です。
やはり透湿性があるので蒸れによる不快感は抑えられます。

しかし、透湿性があるとは言え、蒸れがなくなるわけではありません。長時間履き続けると放出しきれない湿気は溜まってしまいます。

 

 

まとめ

透湿性のない防水グッズには手を出すな!

というのが今回の結論ですが、それでもオムニテックに満足できているわけではありません。
ゴアテックスはかなり快適だった記憶があるのですが、それも今となっては怪しいものです。

今度時間があったら独自の比較をしてみたいと思います。

 

-アウトドアモノ
-

© 2024 A4web