DIY

DIYでキッチン用水栓金具の交換に挑戦する

2017/01/08

明けましておめでとうございます!

本年もどうぞよろしくお願い申し上げますm(_ _)m

 

少し遅めの新年のご挨拶となりましたが、今年は日本でゆったりとした寝正月を過ごすことができ非常に幸せな年末年始でした。
ありきたりではありますが「挑戦」を今年の目標に掲げ、まず保留にしていたキッチン用水栓金具の交換に着手することにしました。

 

 

キッチン用水栓金具とは

ストレートに言えばただの「蛇口」ですね。

元々あったものはシングルレバーでシャワー機能もない非常にシンプルなものでしたが、この度交換したのは「オールインワン浄水栓(浄水器内蔵シングルレバー混合水栓)」という本体に浄水器を内蔵したハンドシャワー式の水栓金具です。

 


引用:LIXIL

以前のものが不便で仕方ないといった特別な感情も無かったのですが、子どもの飲み水のために浄水器を検討した結果、このような選択となりました。
浄水機能だけであれば東レのトレビーノなどの蛇口直結型が簡単ですが、先端に浄水器本体があると邪魔ではないかと思うんですがどうなんでしょう。

 

ちなみに我が家のキッチンはINAXなのですが、2017年1月現在うちに適合する製品は26,500円から144,000円まで幅広くラインナップがあります。
低価格のものは今のものとほぼ同等品ですが、高価格帯のものはレバーがなく水栓に触れることなく操作ができます。今回我が家で選択したのは浄水器内蔵のものでちょうど60,000円前後といった中間クラスに当たるかと思います。

ただし、上記の金額はメーカー希望小売価格なので、Amazon等だと半値以下で購入することが可能です。
DIYで取り付けられるなら通販でなるべく安く購入すれば良いのですが、業者に依頼するとなると部品代は通販よりは割高になるかと思います。
※部品だけ自分で購入して取り付けは業者に依頼する(いわゆる「持ち込み」)というのは敬遠されやすいので、事前によく確認してから購入するようにしてくださいね。

 

 

古い水栓金具の撤去

まずは開梱して内容物のチェックです。

欠品や破損がないかのチェックはもちろんですが、取り外し・取り付けのために不足している部品や工具がないか、施工説明書を見て確認しておくことが重要です。
※まれに取り付けが不可能な製品を誤って購入してしまうこともあるので要注意です!

 

 

それでは既設の水栓金具を撤去していきます。

何の変哲もないただのシングルレバー水栓です。

 

シンク下に潜るとこのような配管となっていました。
(我が家のビルトイン食洗機は写真の配管より手前で分岐されているようで、今回の水栓金具交換には全く関係無かったので簡単でしたが、ここで分岐していると少々面倒かもしれません。)

赤色が給湯・青色が給水と配管カバーではっきりと色分けされているので間違いようはありませんね。
配管を固定しているステーの上にある白い部分が止水栓なので、まずは両方の止水栓を締めます。レバーを操作しても水が出なければOKです。
ただ、蛇口から止水栓までの配管内には水が溜まっていますので、雑巾を多めに敷いておいた方が良いです。

止水栓の上の継手部分から交換となるため、この継手を取り外します。
取り外しにはスパナが2本必要となりますが、1本は専用工具を持っておくと便利ですよ。
※工具については後述します。

 

既設の水栓金具は、金具下部からボルト1本で固定されていたため、それを緩めればあとは上に引き抜くだけ。

意外に簡単に外せました。

 

 

新しい水栓金具の取り付け

新しい水栓金具はシンク部の穴にアダプタを取り付ける必要があります。

 

この取り外した後の汚れをしっかり落とします。

 

新品同様!とまではいかないまでも綺麗になりました。ここに異物が残っているとパッキンに隙間が生じて水漏れの原因になりますからね。

 

そして水栓金具に付属のアダプタを取り付けます。
当然、表裏から挟み込んで締め付ける必要があるのですが、そこはさすが大手メーカーの製品だけあって、上から簡単に固定できるような仕組みなっています。
(この仕組みを考えた人は本当に尊敬します!!)

 

 

あとは上から水栓金具を挿入していきます。
そして、シンク下で給水配管と接合するのですが、ここで少し問題が・・・

以前のものと水栓金具側の給水配管長が異なり、配管を湾曲させる必要があります。ただ、それなりの硬さの配管のため無理に曲げて漏水の原因にもなるのは避けたいと考え、住宅側の配管位置を下げることにしました。

壁面の穴が元々の固定位置なので、70mmほど下にずらしたことになります。
まぁ、やってしまえばたいしたことではないんですが^^;

 

配管を接続してシャワーホースの取り回しを確認します。

 

その後、止水栓を開いて水を出したり止めたりしてシンク下で漏水がないかをチェックしたら完成です。

 

なんということでしょう!水を出すだけだったあの貧相なキッチンの蛇口が、シャワーだけでなく浄水まで備えられ、一気に最新設備へと生まれ変わりました!笑

実は目的だった浄水機能より、ヘッドが自在に動かせることでシンク内を掃除するのが楽になったことが一番嬉しかったりします。浄水機能はフィルターの寿命が気になってすぐケチリミッターが作動してしまうのであまり使えていません(笑

 

 

お役立ちツール

今回のDIYで使用した工具はこちらです。

左から

  • フラッシュライト:OLIGHT / S10 Baton(廃盤)
  • プラスドライバー:VESSEL / No.B-260 (+)2x100
  • モンキレンチ:ロブテックス / UM24
  • 水栓修理レンチセット:カクダイ / 9601

 

フラッシュライトはシンク下作業には欠かせません。ドライバーとモンキレンチは当然として、今回新たに購入した工具がカクダイの水栓修理レンチセットです。

水栓の継手はスパナ掛けの幅が細いものもあるので、普通のモンキレンチだと他部品に干渉してしまうこともあるんです。その点、この専用工具は鋼板でできているため薄く、使えない継手は皆無かと。ただ、少し大きいのでスペース的に使えない・・・ということはあるかもしれませんが(笑

 

 


-DIY

© 2024 A4web