激安中華スマホ「紅米 / Note3」を買う

ここ2〜3年の間に中国で爆発的にシェアを伸ばしている小米科技(シャオミ、Xiaomi)というメーカーがあります。小米のラインナップは格安スマホとなる価格帯ですが、その小米の中でも廉価版に位置付けされているのが紅米(ホンミ、Hongmi/Redmi)シリーズです。

日本では発売されていないのであまり馴染みのない名前ですが、中国ではコストパフォーマンスの高さに加えて、一瞬iPhoneと見間違えるようなデザインと、小米CEO雷軍氏の故スティーブ・ジョブズを彷彿とさせるようなプレゼンテーションで一気にトップ企業に躍り出ました。

加えて、公式ウェブサイトもiPhoneをオマージュ(丸パクリ)したとしか思えないデザインで、日本人には到底考えられない露骨さで中国の若者層の心をガッチリ鷲掴みにしたようです。

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しかし、appleを模倣しただけではここまで売れることはなく、やはり根幹となる製品がニーズを捉えて高い完成度を備えているからとだ言えます。

 

紅米Note3のスペックをまとめてみます。※わかりやすいようにオマージュされたであろうiPhone6S Plusのスペックを比較してみます。

紅米Note3 iPhone6S Plus
サイズ/重量 76 x 150 x 8.65 mm / 164g 77.9 × 158.2 × 7.3 mm / 192g
CPU MTK Helio X10 (オクタコア) Apple A9
メモリ 標準2GB (高性能版3GB) 2GB
記憶容量 標準16GB(高性能版32GB) 16/64/128GB
画面サイズ 5.5inch FullHD 5.5inch FullHD
カメラ Out:1300万画素 / In:500万画素 Out:1200万画素 / In:500万画素
バッテリ 4000mAh 2759mAh
価格(16GB) 899元(16,229円) 106,704円(税込)
その他 指紋認証
SIMカード(2枚)
指紋認証

※価格は2016年1月現在の為替レートで換算しています。

紅米Note3の方が少し良く見えるような表になってしまいましたが、実際はスペックに表しにくい部分も多々ありますので、紅米Note3の方が良いという単純なものではないかと思います。ただ、2万円を切る価格帯でこのスペックは驚愕以外の何物でもありませんね。

 

 

実際に買ってみた

いくつかのショップでは完売していましたが、ようやくシルバーのみ在庫があるショップを見つけ、若干高かったものの購入することができました。

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iPhone5Sと同等か

iPhone6S Plus同等の5.5inch FullHD液晶モニターを搭載していますが、一見どちらも綺麗なもののダイレクトボンディングの6Sに軍配が上がります。Note3の液晶はiPhone5Sと同等と言えばよりわかりやすいでしょうか。

 

最大の特徴

この価格で指紋認証を備えたのはさすがです。しかもかなりの認証精度があります。写真の”mi”ロゴの上、カメラの下にある円形が指紋認証のセンサーですが、iPhoneとは異なり物理ボタンは兼ねていません。画面OFF状態から画面ONにするにはセンサーに登録した指を当てるだけでOKです。iPhoneの場合はボタンを半押ししないと認証されませんので、これは非常に便利(画面OFF状態で”Hey Siri”でSiriが起動するのと同じ感覚)です。
センサー位置が背面にあり、指を当てるのに手の動きが少し不自然になってしまうのが唯一残念かな。

 

高画素だが処理は甘い?

Outカメラでほぼ同じ位置から撮影してみました。

紅米Note3
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iPhone6S
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※クリックすると別ウィンドウで元画像(約2.5MB/2.0MB)が表示されます。

Note3の画像サイズが大きいのは100万画素の差ですね。
実際の見た目に近い発色は6Sの方です。黄色っぽいのは夕日が当たっているせいです。解像度についても、原寸で見ると細かい部分の立体感が6Sの方がより高いことがわかります。

比較したら6Sのカメラの綺麗さがよくわかりますが、一昔前のスマートフォンで撮影した写真と比べるとNote3は遥かに画質が良いと思います。2万円を切る価格の機種にこれだけのカメラ性能を搭載したことを褒めるべきですね。

 

 

基本動作

私が数年前まで使っていたAndroid機はタッチパネルの感度が悪く、スクロール時にワンテンポ遅れて反応する感じやカクカクした動きにストレスが溜まる印象しかありませんでしたが、タッチパネル感度は全く問題ありませんし、アプリもサクサク起動・動作しています。

 

iPhone独特の使いやすさやmacとの親和性の高さにメリットを感じているためiPhoneを愛用していますが、最近は少々高すぎますね。小さい筐体に詰め込まれた最新技術のことを考えると致し方ないのでしょうが、Note3のコストパフォーマンスを見る限り、apple製品の価格は価値を高めるための戦略価格なんでしょうね・・・

 

 

日本で買うなら

小米/紅米は日本で買えませんし、そもそも日本では技適マークを取得していない携帯電話を使用することは違法(例外あり)となります。
そこで、日本で購入・使用できる格安スマートフォンはどれがオススメかと言うと・・・

 

他にも幾つかはありますが、メインはこれらでしょう。
最近は日本の新興メーカー?が格安SIMフリースマホをリリースしていますが、それら製品は日本だけで発売されているものが多く、販売台数が少ないため製品完成度が低いと言っても過言ではないと思います。日本以外のアジアメーカーなんて・・・と敬遠してしまう風潮が少なからずありますが、それらメーカーの製品は自国だけでなく世界をマーケットに開発・販売されているため、販売台数は日本とは桁外れです。その分、完成度も高まっていくためむしろ海外メーカーの製品の方が安心と言えるのではないでしょうか。

 

ちなみに、日本で正規販売されている海外製スマートフォンはほとんどがAndroid OSで、Google Playがプリインストールされています。これらは日本語にも標準対応していますが、中国で販売されているAndroid機はGoogle Playではなく独自のStoreアプリがプリインストールされています。従って日本で使用するアプリの多くはダウンロードできない状態となっていますのでご注意を。※Googleが中国で規制対象のため

 

上記のGoogle規制をかわしてなんとかGoogleからアプリをダウンロードできるよう試行錯誤中です。Google Playをインストールしてログインまでは漕ぎ着けましたが、アプリのダウンロード時にエラーが発生しており完全に座礁しています。

これ以上は無理っぽいので、帰国してから再挑戦してみたいと思います。

 

 

後日、設定しました。

激安中華スマホ「紅米 / Note3」をセットアップする

2016.02.10

 


 

今日の南京の朝。

昨日から降っていた雪が溶けて軽くアイスバーンになっています。それでも車も電動バイクもノーマルタイヤでがんばってます(笑

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