MacBook Pro(15-inch、Late-2013)のバッテリを交換したお話。
既にWindowsマシンに乗り換えたんですが、まだまだMBPは現役。一応使えるもののやはり調子がイマイチでした。
- トラックパッドがクリックできない
- 低負荷でもファンが全開で回転
- 突然落ちる
何が原因か全くわかりませんでしたが、トラックパッドがクリックできないのは非常に使い勝手が悪いので、トラックパッドだけでも交換しようかと思ってネット検索してみました。
バッテリ膨張
私のMBPのモデル"A1398"に合うトラックパッド単品と交換方法を探していたところ、ある記事が目に留まりました・・・
トラックパッドが効かない、反応しない場合はバッテリー交換だけで改善する場合もありますが、時間の経過とともにバッテリーは膨らんでしまう為に状況は悪くなってしまう事があります。トラックパッドを使われている方で、いつもより反応が鈍かったり、クリックした時の感触が異なる場合は注意する必要があります。
バッテリの膨張でトラックパッドに不具合が出る?
バッテリが膨張?と思いながら机に置かれたMBPを改めて見てみると、とんでもないことに気が付きました。
トラックパッド辺りの筐体(底面)が膨らんでゴム脚が机に接していない!!
通常、底面のゴム脚が4つとも机に接していますが、私のMBPは後ろ2つは接しているものの前側2つは浮いた状態になっていました・・・
こうなると「バッテリの膨張によるもの」と断定しても間違いなさそうです。
バッテリの膨張でファンが全開で回転?
バッテリが膨張してファンが全開になるのか、高温になってバッテリが膨張したのかはわかりませんが、どうも関係があるようです。
バッテリの膨張で突然落ちる?
これはバッテリ膨張が直接原因ではなく、前述のファン回転(=高温)で落ちているような気がします。
バッテリ交換
様々な不調の原因が全てバッテリかどうかはわかりませんが、とりあえずバッテリを交換することにしました。
これまた調べてみるとA1398のバッテリ交換はかなり面倒のようなので、私レベルには到底できそうにありません。そこで馴染み?のiPhone修理ショップに持ち込んでみました。MacBook Proはやったことないと言っていましたが強引に任せました(笑
底面のネジをいくつか緩めるだけでカバーが浮き上がるほどバッテリが膨張していました。
修理後、外したバッテリを見せてもらいました。
横から見るとパンパンになっているのがわかりやすいですね。
バッテリ交換だけでトラックパッドのクリック感も元通りに。
ファン回転や落ちる現象についてはもう少し様子見が必要ですが、とりあえず使用した感じでは良さそうです!
ファンに大きな埃が詰まっていたとのことなので、もしかしたらファンが回っても排熱がうまくいかずに熱暴走したりバッテリ膨張につながった可能性は考えられますね。
何よりびっくりしたのは全体の厚みが薄くなったこと。裸で持つと「こんなに薄かったっけ!?」とびっくりするほどでした。
随分前からバッテリが膨張してたんでしょうね。
まとめ
購入から数年経過したノートPCの不調はまずバッテリを疑え!と言っても良いかもしれません。
スキルがあれば部品を購入して自分でやるのが一番安く済むと思いますが、無理せずショップに依頼することをオススメします。
「iPhone修理」を謳うショップであればバッテリ交換はやってくれると思います。原因不明の症状を調査したり基板などの交換となると難しいかもしれません。