台湾の南に位置する高雄。
台湾で最も利用される桃園国際空港から高雄市中心部までは約280kmといったところ。
観光地としても有名なようで日本人もたくさん見かけます。
その高雄におおよそ20年ぶりに行ってまいりました!
今回は、まずは桃園空港から新幹線(台灣高鐵・THR)に乗って台南市へ。
台南でお客様との打ち合わせを終えたらまたTHRで高雄に移動し、一泊した後、午後の便で中国に移動するという旅程でした。
従って、高雄に滞在できるのは夜から翌昼までの実質半日しかありません。
それでも、昔は国内線で松山から高雄まで飛んでいたので、その頃だと今回のように半日すら時間を空けることすら不可能でした。
普通の旅行ではあり得ない(そもそも旅行じゃないけど・・・)短時間で観光を楽しむしかありませんので、行くところを絞りに絞ってみました。
- 六合観光夜市
- 鼓山輪渡駅
- 打狗英国領事館 (断念)
- 駁二芸術特区
- 永和小籠湯包
参考にならない観光スポット紹介
六合観光夜市
高雄最大の夜市です。
「高雄最大」の称号に期待に胸膨らませて行ってみましたが、台北の士林夜市や台中の逢甲夜市に何度も行った者からすると規模はかなり小さく思えました。
でも、写真を見てもわかるように広めの道路の両脇に屋台が立ち並んでおり、歩くスペースには余裕があるので人とぶつかることなくゆっくり見て回れますね。週末だともっと人が多かったんでしょうか。
ここで晩飯を取ったんですが「臭豆腐」と「炒飯」のみ。
写真はありませんが、なかなか美味しかったですよ。
鼓山輪渡駅
本当はここから対岸の旗津に渡りたかったんですが、時間的余裕がなく断念。すぐ近くの打狗英国領事館も泣く泣く諦めることに・・・
公共機関やタクシーを有効活用すればこれらスポットを半日で回ることも不可能ではないんでしょうが、私は歩きや自転車で街並みを楽しむのが好きなので、それだと無理があります。
その代わり、この港付近でのんびり生活している人たちや行き交う船を見てまったり過ごしました。
すぐそばの対岸へフェリーが行ったり来たりする風景は尾道とそっくりです。
日本の1/3くらいのスピードで時間が流れているような感じもあり、特に何もない場所ですがえらく気に入っちゃいました(笑
駁二芸術特区
高雄港で使われていた古い倉庫を改装してお店やアートを展示していました。
あまりアートには興味ありませんが、古いものを取り壊して新しいものを作るよりはるかに面白いと思います。
廃線もそのままに公園にしてしまう感じもいい!笑
旧高雄港駅につながる貨物専用線だったらしく、高雄港が昔からどれだけ貿易の中心だったかがたくさんの線路からわかるようです。
ちなみに、ここはライトレールの哈瑪星駅があり、古い線路は使用しないものの海岸沿いを走るので観光にもってこいの路線ですね。乗ればよかったな・・・
永和小籠湯包
ここに来るために高雄で半日時間を確保したと言っても過言ではない・・・
と言いながら来るのは初めてです(笑
行った人が一様に「美味しい」と絶賛するのでいつかは行ってみたいと思っていましたが、ようやく念願が叶いました。
やっぱり旨かった!!
酒飲み日本人としてはビール片手に小籠包を口に放り込みたかったですね。
ちなみに台湾は小籠包を食べながらビールを飲むといった文化はありません。なんというか少し勿体ない気がしますね(笑
兄弟二人でやられていますが、小籠包を作っているお兄さんは相当高齢に見えます。足が悪いようですが長生きして元気にお店を続けられることを祈っています。
その他
まとめ
久々に高雄に来ましたが、当たり前にすごく発展してました。
特に交通の便は格段に良くなっているので、遠いと思っていた高雄がかなり身近になりました。以前から思っていましたが、住むなら台北より高雄ですね。
[kanren postid=2465]
前回台湾訪問した際にも紹介していますが、悠遊カードは高雄でも使えます。
ただ、レンタル自転車は台北や台中のシステムとは異なるようで、悠遊カードでは借りることができません。
自転車があるだけで観光の幅がぐっと広がるので是非共通のシステムにしていただきたいですね。