こちら、Helinoxのコンフォートチェアと思いきや、チェアホームミニでございます。
今まではキャンプの子供用も運動会でもHelinoxのコンフォートチェアを持ち出していました。当初はそれでも以前使っていたチェアより随分とコンパクトになったので満足してたんですが、使い慣れてくるとサイズが微妙に大きいことに気になってくるようになりました。
Helinoxは重心が少しずれるだけで倒れやすい(要するに不安定)欠点があり、子供がテーブルの飲み物に手を伸ばすだけで足が浮いてしまうような状態でした。実際に転んだこともしばしばで、子供にとっては座面が少し高いようです。
また、運動会等で便利ではあるんですが、一人分のスペース+αを占有してしまうので人の密集しているテント内では使いづらくもありました。
そんな、微妙な用途にぴったりなのがチェアホームミニとなります。
コンフォートチェアと同じ素材を使用していますが、なぜかこちらは「ホーム」というネーミングが付けられています。とは言ってもサイズ以外は何も変わりないのでアウトドアでがしがし使っていきたいと思います。
付属バッグは、小さめのトートバッグとして普段使いできるくらい仕上がりの良いものとなっています。このへんの作りの良さが価格に反映されているんでしょうね。
コンフォートチェアとのサイズの違い
これが標準のコンフォートチェアです。
そして、こちらがチェアホームミニです。
撮影条件が違うのでこれではサイズの違いが全くわかりませんね。
並べてみるとこんなに違います。
一回りどころではなく、半分くらいになっていますね。重量も900gに対して460gと約半分。
占有面積もグッと小さくなっているので、これであれば運動会でもテントの中で使えそうです。前方で使用すると後ろの人の視界を遮ってしまうのでヒンシュク間違いなしですが(笑
こんなに小さくても耐荷重は80kgと、一般的な体型であれば成人男性でも全く問題なく使用できます。
ただし、「あくまで仕様上は」と言っておきます。
運動会で使用するのは子供ではなく私のつもりでしたが、腰痛持ちの私がこれに長時間座るのは辛いですね。背もたれもありますが、もたれかかるのはほぼ不可能と考えてよいです。コンフォートチェアよりさらに不安定で、少し前かがみで中心付近に重心が来るよう保たないといけません。
地べたに座るよりはこれに座りますが、そもそも大人も座れる子供向けチェアと考えるのが妥当かと。大人でも小柄な女性であれば普通に座れるでしょうし、腰痛がなければもっと楽な姿勢を維持できるのかもしれませんね。
当時、腰痛がひどかったことが原因だったようです。
久しぶりに自分で使ってみたところ、背もたれに寄りかかってゆったりとはいかないまでも十分に使えることが判明しました!
最後に、もっとサイズ感がわかりやすい写真を。
平均より小さい身長の2歳男児が座ってピッタリです(笑
今回、撮影に使った場所は15年ぶりくらいに訪れた河原ですが、雑草が生い茂ってとても子供を遊ばせるのに適しているとは言えない所になっていました。
それもそのはず、対岸に非常に小さいながらもキャンプスペースが整備されていたんです。みんなそっちでBBQやキャンプを楽しんでおり、人が足を踏み入れることが無くなったんですね。
対岸の人には、雑草の生い茂った河原でお昼ご飯を食べ、チェアだけの写真を撮る不思議なファミリーに見えていたのかもしれません(笑