アウトドアモノ

ツーリングテントについて考える

2016/12/10

先日キャンプに行った際、キャンプには無縁の友だちを誘ってみたところ、次の日も仕事ということで夜だけ合流するという話になりました。

飲み友だちということもあり、満天の星空の下で焚火を囲んでお酒を飲めたらと思ったんですが、曇り空で星もあまり見えない上に暖かい日で焚火の良さも薄れてしまう生憎の天気(笑
それでも半ば無理やりな焚火を前にして、お土産のアテに最近のマイブーム麦焼酎湯割りレモンを飲みながらたわいも無い会話を楽しみました。

20161210-01

 

今度は泊まりで行こうよ〜という話から、みんなでキャンプツーリングに行っちゃう?てな話に。
友だちの子供は既に成人しているし奥さんもキャンプに行くタイプではないので、やるならソロキャンプになるとのこと。どうせソロならツーリングも兼ねると楽しそうだねという流れになりました。

私は普段PCX(JF56)に乗っているんですが、実はもう1台同じPCXを持っており、それをその友だちに売却することになりました。CBR1000RRでもキャンプツーリングに行ってみたいけど、さすがに無理そうです(笑

 

今すぐに道具を揃えるのは無理ですが、いつか買うときのためにまずはテントの下調べをしてみました。

 

 

ツーリングテントあれこれ

登山や自転車ツーリングで使用するテントではないので、そこそこ軽ければ良いのですが、それ以外の必須条件は下記のとおり。

  • 定員2名(子どもと2人のキャンプでも使いたい)
  • ダブルウォール(結露をなるべく抑えたい)
  • 前室付き(靴や他道具を置く程度のスペースでOK)
  • そこそこ軽量

 

メーカー
品名
重量収納サイズフロア面積室内高さフライ耐水圧フロア耐水圧価格
アライテント
オニドーム2
(1.5kg)φ140x310mm約2.76m²98cm不明不明5.0万円
HILLEBERG
NALLO 2
2.4kgφ175x450mm2.80m²100cm3000mm5000mm10.8万円
mont−bell
クロノスドーム 2型
2.4kgφ170x350mm2.99m²105cm1500mm2000mm2.5万円
MOUNTAIN HARDWEAR
Optic VUE 2.5
3.0kgφ180x580mm3.44m²122cm1500mm3000mm3.5万円
MSR
ELIXIR 2
2.6kgφ170x510mm2.69m²102cm1500mm3000mm4.5万円
snow peak
FAL 2
(1.7kg)φ170x330mm2.62m²100cm1500mm1500mm5.0万円
tent−Mark DESIGNS
rolly-polly 1.8
2.0kgφ150x500mm約2.48m²100cm1500mm5000mm3.6万円

※ ( )の数値は、テントとフレームのみでペグやガイラインは含まない重量です。

ちなみに所有のテントだと・・・

  • トルテュPro.:15m²超、24kg
  • アメニティドームM:7.3m²、8kg

アメドMでも相当な重量とサイズですが、トルテュはまさに超弩級!!(笑

 

 

アライテント / オニドーム2

onidome2
引用:アライテント

山岳テントにジャンル分けされるテントなので、非常に軽いのが特徴です。その代償として生地は薄いようです。耐水圧の記載はありませんが、フライもフロアも1500mmくらいと思われます。
また、ペグダウン無しで前室ができる構造になっており、高山キャンプでなければペグを忘れてもなんとかなりそうです(笑

 

 

ヒルバーグ / ナロ2

nallo2
引用:HILLEBERG

一目でHILLEBERGとわかる独特の形状のテント。
フライの引っ張り強度は12kgと、キャンプ用途ではほぼ不要とも思えるハイスペックで、その分お値段もハイスペックとなっております・・・

 

 

モンベル / クロノスドーム 2型

chronosdome2
引用:mont-bell

クロスしたポールにインナーテントを引っ掛けていくだけの超かんたん設営。
これでキャンプに行けば、今まで掛かっていた設営時間を有意義な時間に回せるんでしょうね。インナーとフライのスペースも大きいので結露にも強そうな印象です。
この中では群を抜いて高いコストパフォーマンスを誇りますが、いかんせん色が・・・

 

 

マウンテンハードウェア / オプティックVUE 2.5

opticvue2-5
引用:MOUNTAIN HARDWEAR

3.44m²のフロア面積に室内高さ122cmという、この中で最も広い居住スペースを持っています。
ドアが2つあるため出入りもしやすく、ドアのメッシュ部はジッパーで閉じることができるため、オールシーズンに使えるテントと言えます。
その分、収納サイズも重量もナンバーワンですがバイクに乗せるには全く問題のないレベルです。

 

 

エムエスアール / エリクサー2

elixir2
引用:MSR

所有するクッカーでその品質の高さに絶対の信頼を置くMSRの2人用テント。
まずその見た目に惚れ惚れしてしまいます。サイズや設営方法、耐水圧など申し分のないスペックで、4.5万円は決して高くないと思える一張りです。

 

 

スノーピーク / ファル2

fal2
引用:snow peak

設営(ポールにインナーをセットした状態から自立する)時間が20秒というスピード設営の山岳テント。ケースからパーツを取り出した状態からの設営時間の方が重要な気はしますが・・・
同じ山岳テントのオニドーム2に追従する最小1.7kg。

 

 

テンマクデザイン / ローリーポーリー1.8

rollypolly
引用:tent-Mark DESIGNS

アウトドアショップWILD-1のオリジナルブランドがこの「tent-Mark DESIGNS」通称テンマクです。
風の谷のナウシカの王蟲を思わせるような形のテント。頭(入口)と足元にメッシュが設けられており、換気のしやすさも考えられています。
居住スペースは決して広くはありませんが、高耐水圧のフロア素材で総重量2kgを切っており、値段も3.6万円という非常に高いコストパフォーマンスを有する一張りです。

TenGer(テンゲル)というバイクツーリング専用テントもあり、実用的でおもしろい商品開発をされているメーカーという印象ですね。

 

 

独り言

テントを調べているだけなのに、キャンプツーリングに今から出かけるのかと錯覚するような楽しさを覚えています。
ツーリングとキャンプという男心をくすぐるアイテムが2つ同時に味わえるとなると、ファミリーキャンプとはまた違った楽しみがあるんでしょうね!

 

元々、オートキャンプだけを視野に道具を選んでいたため、ULな道具はあまりありません。
さすがに家を購入したばかりでこちらに費やす余裕はないので、財布(と嫁様)と相談しながら少しずつ準備を進めていきたいなと考えている次第です。

ただ、テントとシュラフのみ買い換えれば、あとは手持ちの道具でなんとかなるような気はします。
これらが揃ったら無理やりキャンプツーリングに出かけてみようかな〜

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