第2子の誕生を機に、財布を新調しました。
今までは、ヌメ革の二つ折り財布を使用していましたが、いい年をしたおやじがいつまでも後ろポケットから二つ折り財布を出すのもどうか・・・と勝手な見栄と偏見により今回は長財布を選択することにしました。(数年前に購入したaniaryの長財布は、私の使用スタイルに合わなかったので嫁用になっています。)
購入したのはTHE WARMTHCRAFTS-MANUFACTUREの#V2110という、コイン入れのある長財布です。
色はネイビーです。
写真ではかなり明るくネイビーと言うより青色に見えますが実際はもう少し落ち着いたトーンで良くも悪くも目立たないといった感じでしょうか。2013年秋冬のトレンドカラーに合わせたなんてことはあったような無かったような(笑
何よりこの財布の一番の特徴は表皮にコードバンを使用していること。
馬の臀部の皮であるコードバンは非常になめらかな肌触りをしており、その上希少性も高いため「革のダイヤモンド」と呼ばれることもあるそうです。その貴重なコードバンを表皮に使用した財布は、少し扱いに気を遣うものの手に優しく馴染むようなその感触が私の所有感を存分に満たしてくれます。
このコードバンのなめしを行う工場(タンナー)は世界に2社しか無く、その内の1社は「新喜皮革」という日本の会社です。その新喜皮革のオリジナルブランドがTHE WARMTHCRAFTS-MANUFACTUREであり、財布や鞄、靴などの様々なコードバン製品を世に送り出しています。
切り目で丁寧に仕立てられたコバ。同様に丁寧さが見て取れるステッチ。
ファスナーはYKKエクセラに表皮と同色のコードバンを使用した引手で内装も抜かりがありません。
これら匠の技術が詰まった、たかが財布、されど財布。
"THE WARMTHCRAFTS-MANUFACTURE"と"Made in Japan"のロゴが力強く見えます。