USB PD(USB Power Delivery)という給電の規格が最近の主流になりつつあります。
USB Type-Cを利用したUSB PDでは最大100W(20V5A)の電源供給が可能なので、今までのType-B(最大7.5W)の充電能力とは全く別物です。タブレットはもちろん、ノートPCや大型モニターなどほとんどのデバイスに対して電力が供給できるようになります。
先日、仕事で使用するノートPCを新調したのですが、それもUSB PDに対応したものでした。
メーカーホームページには「60W(20V/3A)以上を供給可能な機器であれば、本体に充電できます。」という記載があったので60W給電が可能なUSB PDアダプタを購入する必要がありました。
そこで購入したのがこれ。
OmarsのUSB PD 60W充電アダプタです。
当時一番コンパクトな60W対応品を購入したのですが、注文した直後にAnkerから60W対応の新製品がリリースされてしまいました..._l ̄l○lll
製品名 | サイズ | 重量 |
Omars USB-C PD充電器60W | 71.6×57.0×29.5mm | 153g |
Anker PowerPort Speed 1 PD 60 | 64.0×64.0×29.0mm | 157g |
まぁ、サイズ的には若干コンパクトなものの、ほぼ同じと言えるレベルなので問題はありません。
問題は、60W対応品とは言っても正常に充電できるかどうかです。
先に結論を言うと、全く問題なく充電可能でした。
PCは富士通のLIFEBOOK WS1/C2(SHシリーズ)です。
CPU | Core i7-8550U |
メインメモリ | 20GB(4GB+16GB) |
液晶サイズ | 13.3インチ |
解像度 | WQHD(2560×1440) |
ストレージ | 512GB SSD(PCIe) |
CPU/メモリ/ストレージは選択できる範囲で最大のものを選択したので、60Wを満たしていても充電できなかったり・・・という不安がありましたが、意外にもあっさりと充電できたので拍子抜け(^^;
Ankerの"24W 2ポート USB急速充電器"の2倍超のサイズがありますが、ノートPC用の純正アダプタと比べればこれ以上無いほどコンパクトです。
"Omars"の印刷がされた側面はピアノブラックになっていますが、傷がつきにくいマット調の方が良かったかと。やはりAnkerの方が一段も二段も上手な造りですね。
純正アダプタとUSB PDに給電能力に差があるのか簡単にチェックしましたが、大差ありませんでした。Windowsのタスクバーに表示される「充電完了までの時間」を確認したところどちらも同じ。
充電器そのものもほんのり暖かいくらいなのでUSB PDを常時使用しても何の問題もなさそうです。
2020年12月 新しいUSB充電器に買い換えました。
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