最近、我が家で長らく使用していた無線LAN(Wi-Fi)ルーターを交換したところ、とんでもなく通信速度が速くなってしまいました。
それは設定?使い方?をよく理解していなかった部分もありましたが、それにしても爆速になったので紹介します。
今まで使用していた無線LANルーターはNECの「WR8750N」という機種です。
こんな感じで納戸の中で埃をかぶって鎮座しています^^;
2012年に発売されたものなので遅いのも頷ける話ですが、そこまで困っていたわけではなかったのも事実。
それ以前に使用していた他社製のものが通信が途中で切れることが多々あり、NECに乗り換えたところ非常に安定していたこともあってずっと使っていました。
電波強度と速度を調べてみた
iPhoneアプリを使用して交換前の機種(WR8750N)の電波強度と通信速度を計測してみました。
使用アプリ
計測に使用したアプリはこちら
- 電波強度:Wi-Fiミレル
[appbox appstore 1132440751]
- 通信速度:Speedtest
[appbox appstore 300704847]
絶対的な精度はわかりませんが、相対的であればある程度の参考にはなるでしょう。
電波強度と通信速度
電波強度は0~100で表されており、100が最も電波が強いという意味です。
通信速度はDown/Upを記載しており、単位はMbpsとなります。
2.4GHz
1階
A点にルーターを設置しています。 | |||||||||||||
2階
Eが書斎なので最も通信速度が欲しいところ。 |
5GHz
1階
2.4GHzだと繋がればボチボチ速いものの、繋がらないこともしばしば。高画質な動画ストリーミングだとかなりカクつきます。 | |||||||||||||
2階
一応使えるレベル。 |
そもそも、2.4GHzと5GHzがそれぞれ別SSIDとしており、全ての機器を5GHzに接続していたことが判明。無知とは恐ろしい・・・
とは言え、2階の書斎では2.4GHzは安定接続できないため、5GHzで接続するしかありませんでした。光回線をひいているのに20Mbps前後でしか通信できないのはさすがにもったいないですね^^;
新しい無線LANルーター
ASUS RT-AX3000
この度、購入したのはASUSのRT-AX3000という機種です。
最新の"Wi-Fi6"という規格に対応しており、価格.comの満足度ランキングトップ(2020年11月時点)の製品でした。
Wi-Fi6については、デバイス側が対応していないので意味はありませんが、ゆくゆくは新しい機器に移行していくことを考えたら必須と思います。
また、単独でも広範囲をカバーできるとのクチコミですが、後から増設してメッシュ化もできるとのことでこれにしました。
外付けアンテナはデザイン的にはあまり好みではありませんが、ルーターを目に見えるところに置いているわけでもなく、外付けアンテナの方がカバーエリアは期待できそうな気がします。
交換してみた
設置場所は以前と同じ、階段下の納戸です。
今回は、2.4GHzと5GHzを同一SSIDにしました。
こちらでそれぞれ帯域を固定するより、自動で振り分けてもらった方が効率的なのではと考えたからですが、今後の状況によってはまた別SSIDにするかもしれません。
交換後の通信速度が驚きの数値に!
1階
1階は全エリアでDown/Upとも200Mbpsオーバー。 | |||||||||||||
2階
60Mbps前後という数値ですが実感としてもかなり速くなってます。 |
まとめ
交換前 | 交換後 | |
C(1階テレビ) | 59.6 / 49.2 13.5 / 21.4 | 223 / 262 |
E(2階書斎) | 31.1 / 35.8 17.7 / 21.2 | 66.9 / 43.2 |
※交換前の太字が、実際に接続していた環境です。
今回の無線LANルーターの交換により、1階で10倍以上、2階でも約4倍という速度アップが確認できました。
もちろん数値だけでなくしっかり実感できるだけの効果がありました。
動画ストリーミングは、動画開始までの時間が長かったり、たまにブロックノイズが出たりカクついたりしていたものがほぼなくなりました。(今のところゼロですが、一応「ほぼ」と付けておきます^^;)
今まで5GHzで接続していたものが2.4GHzで安定して接続できるようになったためでしょう。1階より2階の方が改善効果が薄かったのはちょっと残念でしたが、もしかしたらアンテナの向きを突き詰めたらもっと改善されるのかもしれませんね。
とりあえず、数年ルーターを買い替えていないなら超オススメです!!